集客のイロハ・失敗パターンと大切なこと
どんな仕事でも、顧客がいないことには仕事になりません。
うまくいかない集客は大きく分けて2通りあります。
1.数重視
2.質重視
数重視というのは、売り上げと利益の数ばかりにこだわること。質重視というのは、商品と顧客の質ばかりにこだわること。集客がうまくいかないのは、どちらかに偏っている時です。
売上や利益などの数にこだわる数重視の失敗パターン
数だけを追い求めると、知らず識らずの内に商品や顧客の質が下がることがあります。
キャッチコピーやキャンペーンなどを駆使して売り上げが上がっても、それを繰り返す内にどんどん売れなくなっていって数字が戻らなくなったり。顧客の質が悪いためにトラブルやクレームが絶えなかったり。嫌でも現実と向き合わざるを得ない状況に追い込まれます。
この痛い経験を通して、顧客に喜んでもらうことが本質なのだと気付くパターン、とても多いです。(気づかなければ無理やり這い上がっても繰り返すだけ)
商品や顧客の質にこだわる質重視の失敗パターン
そして、質重視。
質にこだわるのは悪いことではなさそうですが、商品にこだわりすぎたり顧客を選びすぎたりして、なかなか売れない・・・という状態に陥ってしまうのが質重視です。
一見、素晴らしい大義名分のように聞こえますが、顧客のことを考えているようで、実は自分のこだわりを押し付けているだけだったりします。
誰のため?ということをとことん向き合って掘り下げると、答えが見えてきます。
純粋な心を失わない、本当にしたいことを忘れない、本質から離れない
では、どうすれば良いのでしょうか?
数も質もどちらも同じくらい大切なので、どちらの考えも深め、経営者本人が常にブラッシュアップしておくことです。
利益なくしてビジネスは成り立ちません。しかし、顧客の悩みを解決することで喜んでいただき、顧客を大切にすることで満足していただき、「やっぱりあなたの商品が一番ね」と言っていただけるようにならなくては、利益は繋がっていきません。
これは当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、この当たり前のことをしっかりと落とし込んでいるかどうかが大切です。しっかりと自身のビジネスに落とし込み、自身の言葉で体験として語れるところまで深める。そこまでが基本です。
基本ができていなければ、つまずくのは当たり前だし、自己流になったものを後から修正するのは大変。まずは、基本をしっかり固め、土台をしっかり固めるところから。その選択と行動が、数年後、数十年後の未来を大きく変えます。
基本ができたら、日々ブラッシュアップしましょう。人の心も、社会も、そして何より自分自身も、移ろいやすいもの。初心を忘れ、謙虚さが失われた瞬間から、成長は止まります。
常に自分と向き合い、あなたの純粋な心を失わないよう、あなたが本当にしたいことを忘れないよう、あなたのビジネスが本質から離れていかないよう、常に自分自身をブラッシュアップし続けてください。
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