女性が身につけるべき4つの徳(四徳を現代風にアレンジ!)

貝原益軒(かいばら・えきけん)という江戸時代(1630年~1714年)の儒学者が、「和俗童子訓」(わぞくどうしくん)という著書に、四徳(女性が身につけるべき4つの徳)の教えを説いています。

性別に関係なく、心に留めておきたい道徳みたいなもの。現代風にアレンジするとこんな感じです。(あまりにも今の時代に合っていないことは省きました。原文は一番下にあります)

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一に婦徳、二に婦言、三に婦容、四に婦功です。女性は、この四つを磨きましょう。

婦徳とは、心立てが良いという意味です。心を正しくして、潔く、穏やかでいることを婦徳と言います。

婦言とは、良い言葉を使いましょうという意味です。嘘はついてはいけません。言葉は選び、悪口を言ってはいけません。言うべきことは言いますが、本当に必要かどうか考えて言葉を発しましょう。不用なことを言うと嫌われます。

婦容とは、身だしなみのことです。派手に飾り立てなくても、女性らしく、品よくし、立ち居振る舞いも美しく、潔く、清潔にしておくことが婦容です。

婦功とは、女性の仕事です。ただただ、目の前の仕事に真剣に取り組むことが大切で、遊んでばかりいてはいけません。飲食に執着せずに、家族や周りの人を大切にすることが婦功です。

この四つが、女性の役目です。それをしないなんて、ありえない!心を込めて努めましょう。怠ったり、自分勝手にして、為すべきことをせずに、何の役にも立たない人になってはいけません。

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これって、思いやりや心づかいを持って楽しく生きていれば、頑張るでもなく我慢するでもなく当たり前のことになるのだと思いますが、実を言うと私はほど遠い生き方をしていました。

その頃は四徳も女徳も知りませんでしたが、こんな女性になりたいという女性像はぼんやりと心の隅にあったし、こんな生き方をした方がきっと色んなことで良いのだろうな、とも思っていました。そうはいっても思うばかりでは現実が伴わないのが人間というもので。

ただ、自分と向き合って成長を続けていたら、気づくと「こうなりたい」と思っていた大人になっていたんですよね。なりたい自分になれることほど、自信につながり、清々しい生き方ってないのではないかなと思います。

それこそが、自分と向き合って、自分を変えることの、醍醐味かもしれません!

「倭族童子訓」四徳の教え部分の原文

原文に興味のある方はぜひどうぞ。

【和俗童子訓より抜粋】

一に婦徳、二に婦言、三に婦容、四に婦功。此四は女のつとめ行なふべきわざ也。

婦徳とは、心だて善きを云。心貞(ただ)しく、いさぎよく、和順なるを徳とす。

婦言とは、言葉の善きを云。いつはれる事をいはず。言葉を選びていひ、にげ(似気)なき悪言をいたさず。いふべき時いひて、不用なる事をいはず。人其いふ事をきらはざる也。

婦容とは、かたちの善きを云。あながちに、かざりをもはら(専)にせざれども、女は、かたち(容)なよよかにて、おおし(雄々)からず、よそほひのあてはかに、身もちきれいに、いさぎよく、衣服もあかづきけがれなき、是婦容なり。

婦功とは、女のつとむべきわざなり。ぬひ物をし、う(紡)み・つむ(績)ぎをし、衣服をととのへて、もはら(専)つとむべきわざを事とし、戯れ遊び・わらふ事をこのまず。食物、飲物をいさぎよくして、舅・夫・賓客にすすむる、是皆婦功なり。

此四は女人の職分也。つとめずんばあるべからず。心を用ひてつとめなば、たれもなるべきわざ也。おこたりすさみて、其職分をむなしくすべからず。

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