「頑張っているかどうかは人が決めること」という古くさい価値観

「頑張っているかどうかは人が決めること」

この言葉を耳にしたことがある人、少なくないのでは。

怠けたり言い訳したりを防ごうとする教育方法の一種なのでしょうけど、子どもの頃から、なんてトンチンカンなことを言ってるんだろうと思っていました。

みんなそうする理由が必ずあるのに、それは無視して決めつけて押さえつけて自分が頑張っているかどうかまで人に判断させるなんて日本の教育は終わっていると絶望に近い感覚があったし、いつか自分が持って生まれた能力を伸ばすためだけの学校を作ろうと思っていました。(女徳塾はそこから始まった)

なぜそうするのか対話して、言葉の裏には何があるのか、お互いを理解するところから始めなければ根本的な解決にはならない。

対話で本人が気づくことがあるかもしれないし、逆にこちらが無用の心配(余計なお世話)だったと気付かされるかもしれない。対話で相互理解が生まれ、そこから相互に気づきや学びが生まれる。

それは時間がかかるし労力もいる。強いルールでコントロールする方が一見楽だけど、自分から幸せを循環できるような、笑顔の人生になるのはどちらなのか、前者であることは間違いない。

家庭内であっても、職場であっても、対話が得意な人は周りがこの人のために!と動いてくれるし、対話が苦手なカリスマリーダーには必ず対話のキーになる右腕がいる。

この10年で笑顔で豊かに暮らせる人サポートをしてきたけれど、これからは、対話できる人、そこから幸せを循環できる人を増やしていきたい。

by
関連記事