世間の常識や普通の感覚と違うと感じる方へ

私はどうも普通の人と感覚がずれているとずっと感じていました。これを読んでいるあなたも、きっと私と似た違和感を感じているのではないでしょうか。

私の場合、簡単に挙げるとこんな感じでした。

● 人が良いというものがなぜ良いかすぐにわからない
● 親や大人に「変わってる」と言われてきたお世辞など心にないことを言うのが辛い
● 適当に合わせることができない
● 意味のないおしゃべりをする意味がわからない
● 同じものを毎日食べても平気
● 誰の言うことも信じてしまう
● 根拠のない自信がある
● 悪気がないのに悪気があると取られてしまう

他にも色々あったし、コミュニケーションが苦手で少なからず生きにくさを感じていましたが、かといって頑張って普通になろうという気にはなれませんでした。

でもなぜか「100%幸せ!」と心から言い切れなかったり、トラブルが起きたり、何かが噛み合っていない人生だったので、何が原因なのかを探り、改善していきました。

人と違っていいはずなのに・・・

自分の考えや答えが人と違っていても、本当なら何も問題はありません。堂々としていれば良いのに、「これでいいんだろうか・・・」と人と違っていることばかりに焦点を当てて、不安になったり自信をなくしたりしていただけ。

しかも、私の中ではちゃんと筋が通っていることばかりだったので、自分が感じていることを相手に伝わるように言葉にして、それをわかってくれる人や共感してくれる人とだけ付き合おうと決めました。

そうはいっても、それまで感覚だけで生きてきたので、頭の中にあることを相手に伝わるように話すのは、私にとっては並大抵のことではなく、何から手をつければ良いかもわかりませんでした。論理的に話すための本など買いあさりましたが、1ページ読み終わらないうちに眠くなる始末・・・

そこで、「なぜ、私はこう思ったんだろう」ということを一人押し問答しました。頭の中にもう一人の自分を作って、誰に何を質問されても答えられるくらいいろいろな角度から質問しては「これだ!」と思う答えを見つけていったのです。

最初は自分の感じたことすら言葉にならないこともあったり、なかなか答えが見つからず、時間がかかってとにかく大変でしたが、何も間違っていないのに、それが相手に伝わらないというだけで理解されないことが悔しかったので、根気強く続けました。

いつしか、自分の頭の中にあることを言語化できるようになりました。

コミュニケーションを変えたら短所が強みに変わった

すると、それまで「変わってる」と言われていたことが、なんと!「そんな考えもあるんだ!」と、人に気づきや勇気を与えるようになっていったのです。これにはびっくりですが、自信にもつながっていきました。

コンプレックスは強みになるのだと実感した最初の出来事です。

きっと、あなたも、人と違う感覚の中に、あなたなりの信念や信じていることがあるはずです。それが自分でもわかっていなかったり、うまく言葉にできないだけかもしれません。あなたが感じていることの中に、たくさんの宝物が眠っているかもしれません。

ここに書いた原因や解決方法は私の例なので、誰にでも当てはまるとは限りません。それこそ一人一人個性があるので、原因も解決方法も一人一人に合った方法があるでしょう。

どちらにせよ、経験者やプロにアドバイスを受けることをお勧めします。私の場合、周りに相談できる人もいなかったし、プロの力を借りる発想がなかったので、かなりの忍耐と労力がいりました。

それはそれで無駄ではなかったですが、「たった一人でいいから、支えになってくれる人がいたらなぁ・・・」と、いつもいつも思っていたし、孤独と戦っていました。その思いや体験があるからこそ、かかわる人にとってたった一人の味方でいようと思えるのですが、でも、やっぱり一人で完結するのは大変でした。

何があっても味方になってくれる人を探してください

あなたが心を開いて弱さをさらけだせる、何があっても支えてくれる、たった一人の味方を見つけてください。そして、その人に素直に心を開いて、自分が幸せにならない原因を突き止めて、自分を変えてください。

自分は人と違うと思っている方や、根拠のない自信があるのになぜかうまくいかない方こそ、人にはない魅力や強みがあるはず。道は平坦ではないかもしれないけれど、必ずあなたにしかできないことがあるのだと思います。

あなたの中にあるコンプレックスや劣等感を宝物に変えて、たくさんの人に良い影響を与えてください。

私にできたのだから、あなたにも必ずできます。

仕事も恋も思いのままに!豊かな人生を!

 

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