【箱根1日目】新宿バスタ→乙女峠下車→金時山→金時山口下山→ゲウトハウスTENT

旅が好き。きっかけは、2002年から2年間かけて海外を旅したこと。

当時は旅がしたかったわけではなく、人生が切羽詰まっていて、なんとしても人生を変えたく、どういう経緯かは忘れましたが海外を旅することにしたのでした。切羽詰まっていて、とてもじゃないけど楽しむどころではなかったですっ!!とはいえ、その2年がきっかけでだんだんと旅の魅力を知り、機会があれば国内外を旅していました。

2010年に起業してからは仕事が楽しく、しばらく旅に関心がなかったのに、ここ最近は自分らしい仕事のやり方や自分らしい在り方が明確になってきたと同時に、不思議と旅への関心が戻り、10月は大好きな場所を2箇所も訪れることができました。

最初は八ヶ岳。続いて今回の旅、箱根へ。ゲストハウスオープンを目論んでいる友人に、箱根の魅力を余すことなく紹介するための、箱根一周弾丸の旅です。箱根はわたしの故郷なので、それなりに詳しいのです!

案内する友人は富士山が見えない北陸に住んでいるので、まずは富士山をたっぷり味わってもらおうかなと、まずは金時山に登ることに!新宿バスタからフリーパスで乗れる小田急の高速バスに乗り、乙女峠口で下車。バスから大きな富士山が見えるし、乙女峠にも富士見茶屋があって、どーんと大きな富士山が見られます。

わたしが子供の頃に住んでいた家は、窓を開けるとこの富士山でした。「目が良くなるから見なさい」というのが母の口癖で、富士山のありがたみなんて皆無。でも、大阪や東京に住んでみてわかりました。富士山てやっぱり特別。

金時山に登るのです。さー!たっぷり楽しんでもらうよー!

30分ほどで乙女峠に到着。どどーん!ちょっと雪が少なめですけど。(ひそかにキティラーです)なんと、ここで出会ったプロのガイドT氏が頂上まで一緒に登ってくれました。

箱根を一望。

3泊分の荷物を背負って。PCも入ってる。トレーニングですね。

プロガイドT氏は、金時山には2000回登っているらしく、どこに何の実がなっていて、どこに何の花が咲いているのか、全部把握されてました。これは何だったか忘れたけど、キウイの仲間で、まるでキウイ!

えーと、ヤマユリを撮ったつもりが、T氏にピントがあってました。白短パン&地下足袋のT氏です。最高!

これは山椒。これがびっくりだったのですが、潰して香りを嗅いだら、ものすごく元気になったんです。足の疲れもなくなって。不思議ー。香りにそういう効果があるのかしら。

なんだったかなー。忘れてしまったけど、おいしい実でした。こんな小さいものも、どこに実っているか全部把握されているんです。プロはすごい!

途中の絶景ポイント。まるで額縁のようでした。この時期は曇りや雨が多いらしく、こんな天候は珍しいそうで。。本当にラッキーでした。

間もなく頂上。箱根だけでなく、相模湾や駿河湾も一望。雲ひとつない、本当に良い天気!

着きましたー!この富士山!金時山は初心者でも登れる楽々コースなので、ぜひ、生富士山を見てほしいです。

頂上には茶屋が2つあります。名物はきのこ汁。うどんやおにぎり、カップラーメンもあります。なんと、この日は、看板娘の三つ編みがかわいい金時娘さん(推定80歳)が、デイサービスから久しぶりに登頂されていたようで。馴染みの方たちが懐かしくお話されていました。なんか、本当にラッキーです。

記帳には5300回超えの方が2人も!仕事に行く前に毎朝登っているそうです。T氏の2000回にも驚いたけど、5300回超えって・・・!ただ、この富士山を見てしまったら、毎日でも登りたい気持ちに納得です。だって、かくいうわたしも、翌週と翌々週に登る予定を入れましたから。

この後は「金時神社口」から降りる予定でしたが、T氏が「金時山口」がおすすめと教えてくれたので、そちらから下山。T氏は来た道を戻るそうなのでここでお別れ。T氏のおかげで何倍も楽しい登山になりました。ありがたいーーー。

金時山口から大通りに出て、ローソン前からバスに乗って強羅駅へ。1日目の宿は、強羅駅から徒歩3分のところにある、友人が泊まりたくて仕方なかった超人気のゲストハウス「箱根TENT」へ。

わたし的には、国内外含めて今まで泊まったゲストハウスで一番よかった!もちろん温泉つき。源泉掛け流し。

本当に素敵でした。お客さんを大事にしているのが随所で伝わってきたし、スタッフの「日本大好き!」も伝わってきて、日本のやり方を自然に取り入れているんですよね。ここ大事。リピ確定です。最高の1日でした!

【箱根2日目】ラリック美術館→仙石原すすき高原→大涌谷→ゲストハウスtoi

by
関連記事