女性が起業して長く続けるためには?
起業って誰でもできるし、資格も曖昧だし、ブログやフェイスブックなど伝えるツールもたくさんあるので、どんどんハードルが低くなっていますよね。
一方で、起業する上で一歩を踏み出せない理由は、集客と(お客様が来るのかどうか)、家族やプライベートの時間が犠牲になるのではないか、という2つではないでしょうか。
女性起業家の集客とは?
お客様が来るかどうか、これは、お客様から選ばれるために自分や商品を磨き続けることと、お客様が選びたくなる仕組みや工夫が必要です。マーケティングと言われるものですね。
仕組みや工夫は、言われたことをやるだけではいつまでも誰かに頼らなくてはならないので、学びながらしっかりと自分で身につけていくことが大切です。
「女性起業家のためのキャッチコピーの作り方」でもお伝えしたように、
何がしたいのか?
それは自分にしかできないことなのか?
それは誰のためのものなのか?
以上のことを時間がかかってでも、しっかりと明確にしましょう。最初から明確になることなんてまずありませんし、じっくり時間をかけて明確にし、いつもいつも見直して深めていくものです。
山田彩乃の経験からも、女徳塾の塾生の方々の経験からも、自分の心が迷っていると何もかもが遅々としないのに、自分の心が決まった途端、急に売り上げが伸びたりするのは本当によくあることです。
マーケティングでテクニックを利用することも必要ではありますが、起業は悩みや問題がつきませんから、ぶれない心や揺るぎないものを作り上げていかないと、その度に落ち込んではぶれて、売り上げも左右されてしまうという事態になります。長く続けるためには、自分が成し遂げたいことのために突き進む土台ありき、心ありきです。
でもそればかりになって、女性ならではの魅力や、女性としての人生を楽しむことから離れてしまうのはもったいないので、仕事も恋もどちらも手に入れ、目一杯楽しむことが、女性として最高の幸せなのではないかと思います。
誰が当たり前を変えるのか
「どちらも手に入れ、目一杯楽しむことが、女性として最高の幸せ」と書きましたが、自分のやりたいことのために、家族やプライベートの時間が犠牲になっては、どちらも手に入れることはできません。
今まで、女性が働いたり、ましてや起業なんて、何かを犠牲にしないと成功できない時代でした。でも、もうこれからは違います。自分が大切なものを心から大切にしながら、仕事の成功も手にすることができるのです。
女徳塾では、どんなにビジネスで成功しても、家族やプライベートを犠牲にした時点で、それは成功とは言えないと考えています。何かを犠牲にしてはいけません。本当の幸せは自分の大切なものや、自分の心の中にあるからです。
たった150年ほど前の江戸時代、お侍さんがいる世の中が当たり前の価値観でした。それが今ではお侍さんなんてどこにもいません。いつの時代も誰かが当たり前の価値観を変えているのです。その誰かに「誰がなるか」だけなのです。
私たちが、仕事をする女性の当たり前を変えていきましょう!
女性起業家がやってはいけない3つのこと
何かを成し遂げ、長く続けていくために、女性起業家がやってはいけない3つのことがあります。
- 安売りをしない
- 値下げをしない
- 「何でも相談して」という言葉に流されない
安売りしない
最初は自信がないので、つい安く設定をしたくなります。
そのビジネスを広めるための根拠のある値段設定ならもちろん問題ありませんが、自信がないということが理由なら、それは自分のためです。お客様のためではりません。価格以上のものを提供できる自信がなく、お客様にどう思われるかということに矢印が向いているからです。
「この価格では安いくらいだ!」と言えるくらい、自信や誇りや志を固めましょう。そして、お客様に矢印を向け、お客様の幸せのために意識を使いましょう。
値下げをしない
起業してすぐビギナーズラックというものなのか、一瞬売り上げが上がったりすることがよくあります。ですが、お客様に選ばれる仕組みができていなければ、長く続きません。お客様が来ない状態が続くと、次に取る対策として、値下げをしてしまう方が多いです。それは絶対にやってはいけません。
もし、矢印をお客様に向け、自分の心を磨き続け、お客様が選び続けてくれていたら、、、、値下げなんてしますか?お客様がいるのに、値下げなんてするはずがありませんよね。お客様に選ばれないから、選ばれるためにどうしたら良いか対策を考えた結果が値下げです。
すると何が起きるでしょう。安くなったことで一瞬はまたお客様が来るかもしれません。しかし、値下げをしたところで、土台は「選ばれない」ままです。またお客様が来なくなったら、また値下げするのでしょうか?
商品は値段ではありません。品質です。そして、それを支えるのは、ぶれない自分の心です。
「何でも相談して」という言葉に流されない
「何でも相談して」と言ってくる人を簡単に信用してはいけません。謙虚な心がある方はそんなことを簡単には言いません。言葉で言うのではなく見えないところで相手の役に立つ、それが本当に相手を思っている行動です。
また、自分自身も「何でも相談して」という言葉に甘えてはいけません。その言葉の裏には色々な意味や思惑が隠れていることがありますが、それが途端に見えなくなってしまい、いびつな依存関係が生まれ誰のためにもなりません。
リーダーは強い心を育てていくことが大切です。強い心、それが根幹です。
そうはいっても、辛い時や苦しい時もあるでしょう。そういう時は信頼のおける人やコーチやセラピストなどのプロを遠慮なく頼りましょう。
自分にしかできないことを見出し、何一つ犠牲にせず、女性として最高の幸せを手に入れる。
そして、それを当たり前の世の中にしていく。
女性力を高めて、私たちから始めようではありませんか!