【ゲストハウスオープン計画その1】思い込みはポジティブな新たな発見を妨げる

高級旅館やラグジュアリーホテルは1泊40,000円〜100,000円を超えることもあります。対して、ゲストハウスは1泊3,000円〜4,500円。10〜20倍以上です。ゲストハウスって好きな人以外は、安かろう悪かろうのイメージだと思うんですよね。

そこで、違いを簡単に分析してみました。

ゲストハウスってこんなところ

ゲストハウスオープンを志している友人の相談に乗り、「え?それなら箱根いいよ?富士山も温泉も海も山も何でもあるしいつでも観光客いるし」ということで、箱根を知ってもらうため2泊3日の弾丸旅行へ。

今回の旅で、箱根には素敵なゲストハウスがたくさんあることがわかりました。

ゲストハウスといえば、一番のメリットは安さ。箱根は一泊1人3,500円〜4,500円が相場のようで、3,500円だとドミトリー(6〜8人程度の相部屋)、4,500円くらいだと個室になります。

日本は古民家をそのままかリノベしているゲストハウスが多く、バリアフリーという点では0点だけど、部屋は純和風で、受付やバーはおしゃれでくつろげる空間になっているところが多いです。

シーツなどはセルフで、洗面所やお風呂やトイレは共同。洗濯機が置いてあるところも多くて、大抵は数百円で使えます。夜は10時とか11時には消灯になります。今回泊まった2箇所とも、お風呂は温泉が源泉掛け流しで、空いていれば貸し切りで入るスタイルでした。

また、ゲストハウスの特徴は、何と言ってもスタッフや他の宿泊客との出会いやコミュニケーションを楽しめるところ。あからさまに近づくなオーラを出す客もいますけれど。

今回もフランス人の客同士がおすすめのスポットを活発に紹介し合っていました。和菓子が好きというので、私たちも人形町のたい焼きや浅草の揚げ餅を紹介したし(英語もフランス語も話せない。なんとかなるのがゲストハウス)、「日本が大好き!」という日本語ペラペラの外国人スタッフたちと楽しく語らいました。

今回行ったゲストハウスはどちらもバーが併設されていて、そこでお酒を飲みながら夕食を取ることもできます。持ち込みやデリバリーも可能で、朝食はどちらも前日までの予約で500円程度でした。

超人気のゲストハウス「箱根TENT」

1日目に泊まった箱根TENTは超人気のゲストハウスで、行ってみて全てに納得しました。(地下のヒノキのお風呂だけはホラーかなと思ったけど、外国人にはあの雰囲気がいいのかな。岩風呂はタイルの洗面所などかわいかったです。)

まずどこを見ても埃一つ落ちていませんでした。トイレもかなり清潔で、匂いもなかったです。小さな虫が飛んでいたけど、箱根TENTならきっと改善するだろうし、そのくらいは我慢にもならないくらい他の点が良かったです。

スタッフは「日本が大好き。富士山と箱根が大好き」という外国人が8割で、日本式のマナーやきめ細やかな接客を好んで積極的に取り入れているように見えました。つまり、やらされている感じをまったく受けなかったということ。これはすごく大切なことだと思います。みんないつも笑顔だったし、日本人スタッフの方が笑顔が少なく接客もいまいちだったくらい。

オーナーは言われなければオーナーだとわからないくらい、腰の低い謙虚な方でした。脱サラして元旅館だった場所を大家さんからレンタルし、かなり大掛かりなリフォームを自分たちでして作り上げたそう。なるほど、この場所の空気感はこのオーナーなのかと思いました。

素敵によみがえって、人がたくさんきて、大家さんも嬉しいだろうなぁ。

2日目に泊まったゲストハウス温泉宿toiも、同じように清潔だったし、日本人スタッフもとても感じが良かったです。TENTよりもかなりこじんまりしているから、ほっとくつろぎたい人にはtoiの方がいいかもしれません。

どちらも、客の質はすごく良かったです。

旅館・ホテルとゲストハウスの価格差は10倍〜20倍

それに対して、高級旅館やラグジュアリーホテルの価格はゲストハウスの10倍以上。奮発したら20倍以上にだってなります。旅館に1泊する分で、ゲストハウスなら3泊して全ての旅費を含めても、まだまだお金は余ります。今回だって2泊3日でかかった費用は旅費も食費もすべて含めてなんと驚きの2万円ちょっと・・・!

ゲストハウスに対して、旅館やホテルはプライバシーがかなり重視されていて、ゆったりのんびりくつろぐことができます。私はたいてい温泉付きの部屋に泊まるから、人と会うこともまずありません。部屋の清掃からベッドメイキングも完璧で、料理だって上げ膳据え膳の姫気分を味わえます。その分の対価を支払っているというわけですよね。

価格差の違いをまとめると、以下の4つ。

  • プライバシーの有無
  • ベッドメイキングの有無
  • 洗面所、トイレ、お風呂が共同か専用か
  • 食事の有無やレベル

清潔感は同レベル、接客はむしろ箱根TENTの方が優っていると感じたくらい。(中には「二度と行きたくない!!ゲストハウスなんて嫌いだ!!」と思うようなところもあるので、口コミなど調べた方が良いと思います)

プライバシーと価格だけに絞って目的別に整理してみると、

  • お金をかけずに旅を楽しみたいならゲストハウスのドミトリー
  • お金をかけずにプライバシーも少し気にするならゲストハウスの個室
  • 出会いやコミュニケーションを楽しみたいならゲストハウス
  • お金をかけてでもプライバシー重視なら旅館・ホテル

目的ではっきり分かれることがわかりました。ここに眺望や料理のレベルや年齢層を入れたり、ゲストハウスだけに絞ってもっと細かく見ていったりすると、もっと色々なことがわかりますね。

目的ははっきり分かれているけど、好きになった理由は一緒・・・!

私自身も選ぶときの目的ははっきり分かれるけれど、こうして整理してみると好きになった理由は一緒だということがわかりました。

星のや竹富島が好きですが、プライベートは守られているけれど、程よく出会いやコニュニケーションがあるひらけた感じと、スタッフが比較的楽しそうで積極的にもてなそうとしている気持ちを感じたからなんですよね。

マンダリンオリエンタル東京も大好きですが、こちらはプライベートが完全に守られていて、特別な時間を過ごしたいときなど、それはそれは最高の場所です。やはり初めて泊まった時、ポーターにもてなしの気持ちを感じたのが好きになったきっかけでした。

箱根TENTは、高級旅館に引けを取らない清潔さや、スタッフが積極的に心地よくお客をもてなす態度や笑顔のおかげで、ゲストハウスなのに星のやに泊まった時のような満足感がありました。満足度は確実に価格以上。しかも、ゲストハウスなら数ヶ月滞在することだってできます。

次回は、ラグジュアリー&ゲストハウス混合で旅して、ゲストハウスの魅力をますます探ってみようと思います。

【箱根1日目】新宿バスタ→乙女峠下車→金時山→金時山口下山→ゲウトハウスTENT

 

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