1創業のきっかけは世界を旅したこと
女徳塾は最初、彩乃塾だった
オフィス彩乃 株式会社の彩乃塾。どちらも自分の名前にしているのは、分かれていると忘れそうだし考えるのがめんどくさかったからで、大した理由はない。
しばらくして創業の慌ただしさが落ち着いてくると、全部が自分の名前なんて自分大好き!アピール大好き!みたいだなと思い、中国の古典「礼記」にある女徳を拝借して彩乃塾から女徳塾に変更した。
女徳は、女性に備わっている徳、女性が身につけるべき徳の意味がある。
なぜ女徳にしたのかというそもそもの発端は、20代前半で世界を旅した時にさかのぼる。
同年代でNGO団体に所属して活動する人に出会ったり、世界で起きていることを知ったりと、それまでとは全く違う世界の広がりがすごいスピードで私の脳内に上書きされていった。
そして、混沌としたこの世界はどうすれば平和になるのだろう、私はそのために何ができるだろう、ということを当時の私なりに考えに考えぬいたのだ。
頭から湯気が出ていたに違いないけれど、考え抜いたのは人生2度目で、考え抜くことが人生の転換点になると知っていた私にはやり抜く以外に選択肢はなかった。(ちなみに1度目は波瀾万丈という言葉では収まりきらない自分の人生の根本原因について)
色々な本を読み、数少ない知り合いに話を聞き、たどり着いた答えは、一人一人が心から幸せになること、その術を知っていること、その1人が10人に、10人が100人になっていけば平和になるじゃないか、それなら私にもできる、だった。
23歳の時だった。
2024-10-11 by
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