ファスティング成功のモチベーション

今でこそ、ファスティング中の我慢はまっっったくないし、リバウンドもしないし、10代の頃と体型も体重も同じだし、病気ばかりしていたのに今は風邪をひくくらしだし、メリットばかりでむしろ楽しみの時間にすらなっていますが、そうなったのはここ数年のことです。

2003年に初めてファスティングを経験して以来、あちこちの断食道場やファスティング施設に行ってはリバウンドしたし、食欲との戦いだって辛かったし、あれこれ試行錯誤してきてようやく今がありますが、継続してきたからこそ得られた恩恵は、それはそれは計り知れないです。

何事もそうですが、続けることに意味があるんですね、本当に。

食欲やコンプレックスに振り回されない自分を手に入れる

そうまでして、なぜ続けてこられたのか。

ファスティングは回復期間を含めるとたったの10日~2週間食事をコントロールするだけですが、体調や体型や肌のコンプレックスやストレスを抱え続けるのは365日ずっとですよね。それらがたった10日~2週間の食事制限で解決できるのなら、私にとってははるかに価値があったからです。

一生、なんとなく不満や不安を持ってる・・・なんてそっちの方がずっと嫌。体型や肌の不満、体調の不安って、心のどこかにずーっとあるじゃないですか。自分で解決できる部分を放置しているなんて、貴重な労力の無駄遣いでしかない。

それに、不調や食欲やコンプレックスに振り回されるのではなく、自分の主導権は自分で握りたかったんです。つまり、セルフマネジメントできるようになりたかったってこと。

なんでもそうですが振り回されるのって苦しいじゃないですか。周りの原因を変えることはできないし、振り回されては感情が大きく揺れ動いて、なかなか元に戻れない自分の器の小ささがあるだけ。それなら、自分を変えれば解決できるってこと。なんて簡単!

その解決方法の一つが、私にとってはファスティングだったんです。こちらのブログに書いたようにファスティングの効果はわかっていたので、あとは食欲を司る脳の回路をコントロールできるようになれば、全部解決と思っていました。だから、それができるまで続けていただけなんです。

結果、食欲だけでなく、色々なことがコントロールできるようになりました。何事も続けた人しか見ることができない、特別な世界ってありますよね。続けてきて良かったです。

そしてやはり、こちらのブログに書いたように大病から回復した実体験も大きいです。体がリセットされて五感が修復されることや、食事のありがたみや体への感謝をしみじみ感じられることも、とてもとても大切な時間です。

ファスティングに限らず、続けることが大切

運動が嫌いな私が、こんなにも体をリセットしてくれてパワフルになれる方法って他になかなかないですし、少々の不調や体重増加があっても自分ですぐに戻せるとわかっているのは、ストレスが全く違います。

何より、食欲に振り回されずに自分で自分をコントロールできるようになるのは、おいしいもので溢れかえった現代人にとって、自分を守るための強力な武器ですよね。

慣れるまでは食欲という名の自分との戦いですが、例えば、途中で失敗して後悔、、、リバウンドして後悔、、、なんて時間も、後から振り返れば大切で貴重な経験になります。

ファスティングに限らず、何事もそうですよね。できるようになるまで続けること、これって本当に大切。できるまで続ければ成功体験だけど、途中でやめたら失敗体験です。この差は大きい。

何かに振り回されて落ち込む自分から、何ものにも振り回されない自分へ。

あ、ちなみに、ファスティングは完全なる趣味ですので、塾生以外へのレクチャーはしていません。あしからず。

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