1000人に1人か2人、変わってくれればいい
仕事をしていれば、誰だって、理不尽な思いをしたり、無力感を感じたり、何もかも嫌になったりすることってありますよね。わたしも、たまーにだけど、あります。
お世話になっている方と話していたら、こんなことを教えてくれました。
〇〇や〇〇、知ってるよね。
彼らは日本を変えるよ。根底から変えようとしてる。周りだってみんなそう思ってる。
僕が支援すると決めたのも、彼らだからだよ。
行政がいくら言ってきてもふざけるなと思うことさえある。現場を見たのかって。
彼らだから、力になろうと決めた。
そんな彼らでも、根底から変えるって簡単なことじゃない。
「1000人に1人か2人、幸せになってくれたらそれでいい」
そんな気持ちでやってるんじゃないかな。
1000人に1人か2人・・・・・。
「覚悟が足りないよ。そのくらいで何言ってんの。がんばりなさいよ」という愛情を込めて、話してくれたのだろうと思います。
14年前、世界を旅して色々なことに衝撃を受けて、どうすれば平和になるんだろうと、あの頃のわたしなりに一生懸命考えに考え抜いて。「一人一人が幸せになればいいんだ!」と、そんな当たり前のことが、世紀の大発見かと思うくらいわたしには大発見でした。
それがずっと自分の中にあって、実現できると信じて、コーチとして起業して走り抜けた結果、今は次のステップを登り始めたのかもしれません。
一人一人が幸せになればいいのは、もちろん変わりないけど、それは究極で。本当に社会を変えたかったら、もっと違う考え方をしないといけないのかもしれません。一人一人にものすごくこだわっていたけど、「1000人に1人か2人、幸せになってくればいい」そのくらいの気持ちでどんどん前に進んでいけばいいのかもしれません。
人生を賭けて変えたいことがあるのだから、石ころにつまづいたくらいでしゃがみこんでいたら、人生なんてあっという間に終わっちゃう。伝わらない人に労力を注ぐよりも、伝わる人だけにどんどん労力を注げばいいのかもしれない。
自分にできることなんて、ほんの小さなこと。「こっちに進めばもっとうまくいくのに」とわかりきっていても、そこに進むかどうかは本人次第だし、わたしにはどうにもできない。それにいちいち落ち込んだり気を揉んだりしていたら、本当に時間はあっというまに過ぎちゃうんだ。
よーし!前に進もう!大変貌した人が、1人か2人どころか何人もいるんだから、大合格じゃない!