志高く生きるという壮大なストーリーは、味噌から始まった

味噌って、大豆を糀と混ぜて瓶に詰める作業だけで、置いておくだけで醸して味噌になっていきます。糀菌が働いて熟成していくのですね。今も数年前に作った味噌と、その後に作った味噌と、食べ比べて楽しんでいます。

ところが、材料はまったく同じでも、作り手によって、香りや味わいがまったく違うものになるのです。こちらの記事のように。

どちらも比べようがなく、どちらも素晴らしい香りで、どちらもおいしい。材料は同じなのに、まったく違う香りや味わいになった味噌を見つめながら、「人もこの味噌と同じ・・・」と、次第に感慨深くなりました。

どんな人生になったとしても、それぞれに個性があって、それぞれが素晴らしい

わたしたちも、生まれた時も今も持っている素材は同じ。でも、出会う人や、経験すること、自分がどんな風に成長していくかで、きっと何通りものまったく違う人生になるのでしょう。

きっと誰にでも、「あの出来事がなかったら、今頃どうなっていたか・・・!」「あの人と出会っていなかったら、今頃わたしはどうなっていたのか想像もできない!」こんなことが、一つや二つはあるのではないでしょうか。

反対に、「あの時、こうしていれば・・・」と後悔していることがあるかもしれません。いずれにせよ、たった一つのことがあったりなかったりするだけで、まったく違う人生になっていたかもしれませんよね。

でも、どの人生を歩んだとしても、それぞれに比べようのない個性があって、どれもかけがえのない素晴らしい人生なのだろうと思います。それに気づけるかどうかが鍵なのでしょう。

だから、運や出会いに感謝はしても、何かを後悔する必要はないし、今の自分や人生に満足して、味わい尽くせば良いのだと思います。

自分と向き合った先には、見たことのない景色が広がってる

味噌だって。

素材は同じでも、素材が出会う作り手によって、個性のまったく違う味噌になる。でも、どれも味わいがあっておいしい。

でも、味噌自身が「こんな味噌になるはずじゃなかった・・・こんな味噌は嫌だ・・・」と思えばそれまでで。・・・わたしもそう思っていなぁ。

本当はとっても香り高くておいしい味噌なのに、「あの時、あの人があんな風にかき混ぜるから!!」と怒ったり、「もっと早く大豆を醸しておけばよかった・・・」と後悔したり、そうこうしているうちにカビに負けて、腐っていって。(実際は味噌が腐るなんて聞いたことがないですが)

あー、もったいない!本当は香り高くておいしいのに、そう思える心が育っていないだけ!そういう人、たくさんいる!それに気づくための作業が、自分と向き合うことだし、自分と対話することなんですよね。

「今、目の前にある幸せに気づくこと」そう言葉にするとなんだか薄っぺらくなってしまうけど、本当にそこに到達できたら、想像もつかないような、見たことがない景色が広がっています。涙が出るほど幸せで、ありがたくて、穏やかで。

その景色を見ることができた塾生と「向き合ってきて、対話をしてきて、本当によかった〜!!」と盛り上がる時間が、何よりご馳走です。

志高く生きることも必要

また、こんなことも思いました。

女徳塾では「自分の経験すべてを生かして、自分にしかできないことを実現する」ということをとても大切にしています。生まれ持った性質、生まれてからこれまでの経験、形成されていった個性など、すべてを生かして、自分にしかできないことを実現するのです。

その舞台は、起業かもしれないし、企業かもしれないし、専業主婦かもしれないし、アルバイトかもしれません。舞台がどこであっても、自分が自分として生まれてきた喜びを感じて、日々が感謝にあふれて、最期の時を迎える時に「あぁ!幸せな人生だった!」と言えるような、そんな生き方を実現する場所が、女徳塾です。

そのためには、自分の目的を確かにして、そこからブレずに、目の前のことにコツコツと向き合うことが大切ですが、志高く生きることも必要だと思っています。

「志高く」というと、なんだか大きなことのように感じるかもしれませんが、志は「世のため人のために働くこと」です。この記事の第1回女徳勉強会の時も話しましたが、もともと「志、大切、愛」は同じ言葉だったんですって。

自分の収入や評価のために起業したりキャリアアップしたり、結婚や子どもが自分を幸せにしてくれると思っているなら、それは野心ですが、社会問題を解決するために起業家として働くことも、世の中の人々を幸せにするために企業人として働くことも、縁あってめぐりあった夫や子どもが幸せで笑顔でいられるように主婦として働くことも、どれも志です。

自分がどの舞台で、どういう目的を持って、どんな生き方をすれば、喜びや愛であふれる人生になるのか、それを模索しながら志高い人生を実現する場所が、女徳塾です。

糀って、ずいぶんと志高い、潔い一生だなぁ

・・・さて、味噌ですが。

糀菌が何を考えているのかはわかりませんが、ただただ一生懸命に醸して、香り高い味噌になって、わたしたちの体に入って、私たちにとって良い働きをしてくれて、そして役目を終えるので、ずいぶんと志高い、潔い一生だなぁと。

糀のように生きよう!と言うと全然説得力がないけれど、「そのくらい世のため人のために無心に夢中になれたら、すごく幸せだろうなぁ!よーし、糀のように生きよう!」と思ったことは確かです(笑)

それから・・・

こんなことを考え始めると、妄想はつきません。

ともかく、志高く醸してくれた糀菌や、大豆や塩、それを作ってくれた人たちや、こうして味噌一つで妄想ができる平和な毎日や、この上ない平和な国に住めることに感謝しながら、幸せな気持ちで、おいしいお味噌汁をいただこうと思います。

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