小田原〜箱根をめぐる3泊4日の旅。2日目は箱根歴史めぐり
1日目↓↓↓
2日目はレンタカーを借りて。最初に向かったのは豊臣秀吉が一夜で建てた(ように見せた)一夜城跡です。
一夜で建てたように見せて、一気に小田原城を落城した秀吉。奇策も奇策だったようですが、それにしてもこんな山道に城を建てるなんて当時の人たちはどうかしてる!!と思いました。全部、人力ですもんね。すごい。
続いて、ちょっと寄り道。
箱根方面に向かう道ではなくて、熱海方面に向かう道の途中にある根府川駅です。かわいい!撮影に使われう事もあるそうで、こういうのウキッとしちゃうし、やっぱり海が見渡せるっていいですね。
箱根方面に戻って、旧東海道へ。2月だったから、まだ雪がたくさん!
最初に寄ったのは甘酒茶屋です。
江戸初期創業で、店主は13代目なのだそう。江戸時代は参勤交代の休憩所として大賑わいだったようです。当時は他にも茶屋があったそうですが、今はここともう一軒だけ残っているそうです。もう一軒てどこだろう?
ここは、日本髪じゃなくて、ちょんまげでしょう。
昔はどこもかしこもこんな風景だったんでしょうね。ほったて小屋・・・!
実際に見たり聞いたりしたことじゃないと信じない質だから、「想像するか写真を見るかしか方法がないけど、確かにあったに違いないこと」って、なんとも不思議な感覚になるんです。どんなに考えても、どんなに想像しても、掴めないものだから。でも確かにあったんですものね。あー不思議。
甘酒は、糀から作る昔ながらの甘酒。磯辺餅といただきました。おいしい!
甘酒茶屋の少し先に、この時は雪で見ることができませんでしたが、旧東海道も江戸時代当時のままの石畳が残っていたりします。
ここをみんな歩いて超えたんだなぁと思うと、いつも「あー!現代に生まれて良かった!!」という結論になります。藁で作ったブーツで雪の中を歩くって、それだけでもどう考えてもすごすぎるし、お湯も出ないし、ヒートテックもないし、本当に便利でありがたい時代に生まれました。100年後とか、200年後も、そう言える日本であってほしい。
続いて向かったのは、元箱根にある「箱根石仏群」
その中のこちらは、日本三大仇討ちの一つでもある曾我兄弟と虎御前の墓と言われています。1295年に建てられたそうで、国の重要指定文化財です。約820年前・・・!曾我兄弟の仇討ちについては、こちらにwiki情報ではありますがまとめてあります。雪で近くまで行けませんでした。
元箱根には、鎌倉時代から室町時代に建てられた石仏が数多く残っています。
長らく放置されていて劣化が激しかったようですが、昭和63年ごろから保護保全に努めたそうです。この他にもお地蔵さんや、源氏の祖・多田満仲の墓まであります。
こんなに石仏が集中しているということは、何か信仰があったのか、行き交う人々の祈りの地になっていたのか、石仏群を回ってみたら、ほんの少しは当時の人たちの思いや意思を感じ取れるかもしれませんね。
周りにはとにかく何もなくて本当に静かです。昔の里山ってこんな感じだったんですね。箱根町のホームページに石仏群の案内があるので、お好きな方はぜひ。
続いて向かったのは箱根神社。子供の頃から初詣は箱根神社だったから馴染深い場所。2月なのにすごい人でした!
この後は、駒ケ岳山頂にある箱根元宮にお参りするために、駒ケ岳ロープウェーに向かいました。ところが、強風でロープウェーが休止!そんなことあるんだ!電話確認が必須ですね。仕方なく予定変更してランチへ。グルメな母一押しの、芦ノ湖畔にあるわかさぎフライの有名店。ところがこちらも品切れ!
代わりに入ったところは可もなく不可もなく。
母一押しのところは他とは格別においしいらしいので、次回は早めに行くぞ!
旅館に少し遅くなると連絡を入れたら、大渋滞だからぐるっと回った方がいいと教えていただいて。危ないところでした。そのまま行ってたら2時間以上かかっていたかも・・・。そういうわけで、景色が素晴らしい旅館なのに、着いたのは夜。踏んだり蹴ったり、あー!残念!
でも、いいの。もう一度泊まりたかった「豊栄荘」に来られたから!
景色は翌朝にとっておくとして、ここ、豊栄荘は雉子(きじ)料理があっさりしていて最高なんです!やっぱりおいしいー!
ゆっくり温泉につかって、旅の疲れを癒しました。
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