内から香り立つ究極のエレガンス

先日、あるテレビ番組に、イタリアに唯一いる日本人漁師の方が出てました。しかも女性です。その方もイタリア人のご主人も60歳近いのですが、夜中から朝方まで2人で漁に出かけ、かなりの重労働。収入は月に5万円あれば良いほうで、低所得者向けの食糧配給を利用していたり、洗濯は手洗いだったりと、経済状況はとても貧しいです。

ところが・・・まっっっっったく貧乏くさくないんです。それどころか、少しお化粧してインタビューを受けている時なんて、とっても品のある裕福な奥様のよう。しかもほどよく色っぽい!言われなければ貧しい漁師だなんて誰もわからないと思います。これには一緒に見ていた彼と顔を見合わせてびっくり。

この方は今あるものだけでとっても幸せだし、ありのままの自分を良しとしているし、自分を大きく見せるために何かを欲しがることもないのでしょうね。あぁ、これが究極のエレガンスよね。と思いました。

外側をラグジュアリーなもので埋め尽くしてエレガンスを演出することはできるかもしれないけれど、心の貧しさは必ずどこかで見え隠れしてしまうもの。本当のエレガンスは、何もしなくてもにじみ出てしまうものなのですね。経済的に貧しくとも、心は豊かなあの女性のように。

私は食糧配給も洗濯を手洗いする生活もちょっと想像がつかないですが、もしかしたらこの方のように、たまたま愛した男がイタリアの漁師で、自分も一緒に手伝って支えるしかないなんてことが起きるかもしれません。

愛する男と愛を貫くと覚悟を決めたとして、重労働の漁の手伝い、低所得者向けの食糧配給、洗濯は手洗い・・・そういう生活ができるだろうかと自問自答してみたのですが、それをしなくて済む方法を死ぬ気で考えて、それでもどうにもならないとわかったら、覚悟を決めてむしろ楽しんじゃうかな。やっぱり愛だよねという結論になりました。

・・・というわけで、燃えたぎるようなロマンスや想像を絶するトラブルが、いつ自分の身に起きるかなんて誰にも予測できないので、やっぱりどんな状況になっても心は豊かな人で在れるように、女徳を高め続けたいですね。

エレガンスは品良くおしとやかにすることではないし、ラグジュアリーなものを身につけることでもなく、出身や、育ちや、経済状況も全く関係なく、生き方が内から香り立つもの。

「あの人本当に貧乏くさいね」と言われるような心の在り方だけにはなるまいと思いますが、人の幸せを妬んだり、人のせいにしていたり、自分を哀れんだりしていると、どうしても貧乏くさいオーラが出ちゃいますよ。あなたは大丈夫?

「何をしてもあの人はエレガンスがみじみ出ちゃうよね」ってくらい、私も心を極めよう!

 

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