19歳と29歳で経験した起業と挫折、人生が180度ひっくり返った

明日は看護学校で少しだけ講演させていただくのですが、その講演内容を考えるうちに、つくづく「自分を変える覚悟さえあれば、人生は必ず変えられる」という思いが深まりました。

私自身も、逃げずに諦めずに自分を変え続けたことで、人生が大きく変わった一人です。

2度の挑戦と、2度の挫折

19歳で一念発起して飲食業で起業しました。

ところが、ある程度の実績があったにもかかわらず、素敵な先輩方と自分を比べてしまい、プレッシャーに押しつぶされて完全に自信喪失し、2年で廃業しました。最初の挑戦と挫折です。

原因は教養や魅力が圧倒的に不足していることだと考え、自分なりに磨き続けました。

そして、29歳で一念発起。セラピスト兼コーチとして起業しました。2度目もありがたいことに予約が取れないくらいクライアントが増え、色々なことにも挑戦しました。

ところが、収入がどんなに増えても心が全く喜ばなかったのです。心はどんどんすり減って行きました。そればかりかトラブルが起き始めたのです。

あんなに努力したのに。あんなに自分を磨いたのに。あんなに勇気を振りしぼってもう一度挑戦したのに。

結局、同じことになるのだと、生きるさえ嫌になるほど絶望を感じました。

それでも、原因は必ず自分の中にあるはずだと、心から喜びを感じられないのはなぜなのか、どんどんすり減ったのはなぜなのか、なぜトラブルが起きたのか、必死で向き合いました。

同じことを繰り返すことが何より嫌いだし、こんな小さな山を超えられずに終わるはずがないと、自分を信じていたから。

自分の可能性を信じ続けたら、答えが見つかって人生が変わった

辿り着いた答えは「矢印の向き」でした。

東日本大震災が起き、被災地に出向いた際、目の前の人のために全身全霊でできることしている人たちに出会ったからです。そんなことはきれいごとであって、本当にはありえないと思っていたのです。

目の前の人に幸せになってほしくて、人生をかけてできることをできる人はいました。しかもたくさん。

そのことに気づいた1月1日、「1年間、とことん人の役に立つことだけをする!」と固く心に決め、自分を変え、行動を変えました。

したことはたった一つ。「今の言動は本当は誰のため?」と、心の奥底にある、本当の意図を探ったのです。一つ一つ地道にそれを繰り返しました。

最初は、あんなにも人のためにしていると思っていたのは単なる自分の思い込みで、実際には自分のためにしていることだったと、気づいては驚く日々が続きました。それを毎日受け止めては、一つ一つ修正していったのです。

本当に根気がいる作業でした。でも、同じことは2度と繰り返したくなかったんです。それに、自分の可能性は信じていたんですよね。だから、自分で決めた1年間はコツコツ続けました。

自分を毒する感情から解放されて、豊かで愛情に満ちた人生は送れる

1年が経ち、2年が経ち、、、自分に向けていた矢印を相手に向けることが当たり前になってきて、ふと立ち止まって自分を見つめてみると、それまで感じていた焦りや不安は消えていました。

心はいつも静かで平和で、幸せで満たされるようになりました。大げさになんて書いていません。言葉通り本当に幸せで、しかも年々深くなっています。

劇的変化で、仕事も恋も思いのままの人生になったのは、私だけではありません。

自分を変えると覚悟し、逃げずに諦めずに向き合ってきた塾生の方々も、心の矢印を相手に向け始めたことで、むしろ私以上に豊かで愛情に満ちた人生を送っています。

そして、すごく素敵なことなのですが、塾生の周りにいる方たちも「私も自分と関わる人を幸せにしたい!」という声を上げてくれているのです。幸せの循環が始まっています。

自分に向けていた矢印を相手に向けることができれば、自分を変えることができれば、人生も変わります。焦りとか、不安とか、誰かと張り合う気持ちとか、嫉妬とか、そういう自分を毒する感情から解放されて、心から喜びや幸せを感じて、豊かで愛情に満ちた人生を送れます。

変わる方法は色々あるし、そのためのプロもたくさんいます。この人!と思う人を見つけてください。そして、早く始めてください。

だって、こんなに幸せだから。

人生は必ず変わりますよ!

矢印の向きについては、こちらの記事もどうぞ

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