ココナッツオイルでココキューブ♡

最近、ココナッツオイルが美容に良いと話題ですね。

ココナッツは大好きなので、以前からファイバー(ココナッツクッキーなどに入っている白いココナッツの繊維)などを料理やスムージに使っていました。今日は大きめの製氷器にグラノーラとドライフルーツを入れて、ココナッツオイルを注ぎ、冷蔵庫で冷やしてみました。

名付けて、ココキューブ♡味も栄養価もとってもリッチ。朝食やおやつに1ブロック食べるとちょうど良いです。そのままでは食べにくいので、ナイフで少し砕いてから食べています。ヨーグルトに入れても美味しい!

ココナッツオイルの美容効果って??

ココナッツオイルは脂肪になりにくく、美容効果が高いと言われていますね。ところが、ココナッツオイルは、ラードなどと同じ飽和脂肪酸なのです。なぜ、美容に良いのでしょう?

飽和脂肪酸の中でも、ココナッツオイルは中鎖脂肪酸という種類で、ラードなどは長鎖脂肪酸という種類です。長鎖脂肪酸は、リンパや静脈を通って、筋肉や肝臓に運ばれて体内に脂肪として貯蔵されます。長鎖脂肪酸は体内に蓄積されやすくて、動脈硬化の原因になるとも言われていますね。

それに対して、中鎖脂肪酸は摂取してからすぐに肝臓に運ばれてエネルギーになるので、蓄積されにくいと言われています。また、中鎖脂肪酸が燃焼するときに、長鎖脂肪酸の燃焼を即し、体脂肪を減らす効果もあると言われているそう!

しかも、飽和脂肪酸は元素の結びつきに酸素が割り込みにくいので、酸化しにくいという特徴まであります(結束が固くて入り込めないイメージ)。炒め物や揚げ物にも使えるのはそういうわけね!

美容効果が高いと言われている亜麻仁油などの不飽和脂肪酸は、元素の結びつきに酸素が割り込みやすいので、熱に弱く酸化しやすいという欠点があります。だから、サラダなどにかけて使うんですね!

ココナッツオイルは太らない?!

断食をすると、尿にケトン体の値が増えます。山田彩乃も、断食時にケトン体の濃度を調べたらしっかり増えていました。

断食をすると脳が「なんか、栄養入ってこなーい!!」と緊急事態モードになります。すると、まず、肝臓から血糖を作り出してその場を補います。

それもなくなると「肝臓だけじゃ足りなーい!!」と、さらに緊急事態モードになり、たまった脂肪を分解してできたケトン体を糖の代わりにエネルギーとして使うのです。(この状態をケトーシスと言います)

普通、人は糖をエネルギーとして使いますよね。ケトン体は、唯一、糖の代わりにエネルギーになるそう。これが、断食時にケトン体の値が増える仕組みです。体ってすごいですね。。

さらにもっとすごいのが満腹中枢を刺激しないこと。糖といえば、チョコレートや白米ですが、それらを食べると血糖値が一気に上がるので、脳が「血糖値下げてー!!!」と指令を出し、インスリンがドバドバ分泌されます。

すると、脳が今度は「インスリンで血糖値下げすぎー!!!上げてよー!!!」と大慌てで指令を出すので、血糖値を上げるために満腹中枢を刺激して、またチョコレートや白米が食べたくなるのです。これが、シュガードラッグですね。本当に体ってすごい。

ところが、糖の代わりに使われるケトン体は、インスリンを必要としないのです。つまり、空腹中枢が刺激されない!しかも、糖の代わりに脳のエネルギーになるため、糖分を欲しません。ココナッツオイルは、空腹中枢も満腹中枢もそっとしておいてくれるのですね。

ココナッツオイルのアンチエイジング効果は?

ココナッツオイルには、老化の大敵、活性酸素を除去する効果の高いビタミンEが含まれています。また、ラウリン酸が50%含まれているのです。

ラウリン酸、聞き慣れませんよね。ラウリン酸は母乳に含まれる成分です。赤ちゃんは病原菌に対する抵抗力がありませんが、その体を守ってくれるのがラウリン酸です。ラウリン酸が体内に入ると、さらに高い抗菌抗ウイルス効果を持つモノラウリンに変化します。ラウリン酸がたくさん含まれているのは、ココナッツオイルと母乳だけなのだそう。すごい!

ココナッツオイルは塗って良し食べて良し!

まとめると・・・

中鎖脂肪酸なので脂肪になりにくく、体脂肪を減らす効果が期待できる!
飽和脂肪酸なので酸化しにくく、熱を加えることもできる!
すぐにエネルギーになるけれど、ケトン体なので空腹中枢が刺激されない!
抗酸化作用の高いビタミンEが含まれている!
抗菌抗ウイルス効果の高いラウリン酸が高含有!

良いことづくめですね♡

そうはいってもココナッツオイルは・・・・

そうはいっても、ココナッツオイルは脂肪です。1日スプーン1〜2杯が適正量と言われています。(山田彩乃は元々油に弱いので、それ以上摂ると気分が悪くなります)上手に取り入れて、普段の美容効果を高めたいですね!

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