自信がない自分は99%、たった1%の情熱を選択したら欲しいものが手に入った

情熱や志は、目の前のことに一生懸命取り組んで、自分と向き合う内に湧き上がってくるもの。誰の中にもあって、理屈抜きに自分を突き動かすもの。

ですが、誰もがはっきりと認識しているかというと、そうではありませんよね。でも、多くの方がやらずにはいられないくらい熱くなれる自分を突き動かすものが欲しいと思っているのではないでしょうか。

自信がない自分を振り切って、たった2%の情熱を選択した

私は19歳で起業をして、21歳で挫折を経験しました。

その時の話はこちら。

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29歳で再挑戦するまでの8年間は、アクセルとブレーキを同時に全開で踏んでいるような状態でした。

「こんなところで終わりたくない!」という野心や反骨精神がフツフツと燃えたぎっているのに、どうしても自信が持てず、前に進みたいのに進めなかったのです。自分で自分の足を引っ張っていたんですね。

やらずにはいられないくらい好きなこと、情熱、志、そういうものがほしいと心から願っていました。

29歳で一念発起してもう一度起業したのは、自信がない自分ではなく、挫折したまま終わりたくない!自分を生かしたい!という情熱を選択したから。

とはいえ、99%は自信がない自分、情熱はたった1%でした。

たった1%を選択したのは、99%が100%になってしまったら、もう2度と別の道を選択できなくなるだろうと思ったから。それだけは絶対に嫌だったので、勇気を振りしぼって1%の情熱を選んだのでした。

決めてからは人一倍努力しました。当時の師匠から全てを吸収する勢いで。すると、続けていくうちに目の前の人がみるみる変化していくことに喜びを感じ、自信がつきはじめ、「幸せな女性でいっぱいにしたい」という志が湧き上がって、理屈抜きに自分自身を突き動かすものになりました。

稲盛和夫さんが、「自分が燃える一番よい方法は、仕事を好きになることです」とおっしゃったのは有名ですが、本当にその通りだと思います。目の前にあることをとにかく全力で続けてみないと見えない世界ってあるんですよね。

あそこまで勇気を振りしぼることはこの先もうないのではと思うくらい勇気のいる選択でしたが、覚悟を決めた瞬間から後悔したことは一度もありません。「決めてよかった」の一言につきます。

後悔しない人生の選択基準

10代の頃から決めている選択基準があります。

歳を重ねるほどに不安や孤独がつのって、自分を哀れんだり人生を嘆いたりするのだけは絶対に嫌。死ぬ瞬間に「あー!楽しかった!いい人生だった!やりきった!」と笑って終えたい。

これまでもこれからも変わらないと思います。

もし、何かに迷っていたり、決めずにいられることがあるのなら、このままの人生を続けた先の自分を客観的にはっきりとイメージすることが大切だと思います。こうなったらいいなという希望は捨てて、客観的に現実を見るんです。これが一番大切。

客観的にイメージした未来が、自分を哀れむことも後悔することもなく、納得して幸せを感じていけると思うなら何も変える必要はないですよね。

もし、そうはならないと思うなら、勇気を出して自分の可能性を信じて挑戦する方を選んではどうでしょうか。自分を諦めないでほしいと思います。私も応援します。

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